便秘や下痢に悩ませれている人の多くは、腸内環境が悪い状態であると言えます。便秘や下痢が慢性的なものになると、常に意識してしまい、精神的にも悪影響が及んできます。悩みすぎると、さらに悪化することもあるので、早めの改善、そして食生活や運動を行い、腸内環境を整えていくことが必要になってくるのです。便の状態を見ると、腸内環境の善し悪しの判断をすることができます。健康な便は、バナナ状でするっと排出され、腸内の善玉菌が優位であることがわかります。
逆に、コロコロした状態や、細すぎるもの、水っぽい便は悪玉菌が優位の状態です。善玉菌を増やす事で腸内環境を整えていくことが大切です。食べ物でおすすめなのは、乳酸菌を多く含む食べ物です。ヨーグルトは代表的なものですが、キムチやぬか漬けなどの発酵食品も善玉菌を優位にしてくれる食品なので、料理や食事に積極的に取り入れたい食べ物です。味噌も発酵食品の代表ですし、日本で古くから食べられてきた和食は、腸内環境を整える、バランスの良い食事だったのです。現代はファストフードや肉や揚げ物に偏った食生活を送っている人が多い現状があります。偏った食事では、腸の状態も悪くなってしまうので、和食を基本としたバランスのとれた食事に変えてみると、腸の調子も改善していきます。