腸内異常の症状-便秘


便秘は辛いものですが、その便秘が続くとどうなってしまうのでしょうか。便秘が続くと、心と体にさまざまな影響が出てきます。まず、腸内に悪玉菌が増えます。また、骨盤内の血行が悪くなり、全身的に血行が悪くなります。自律神経も乱れさまざまな体の不調が生じます。腸を健康な状態にしておくことは健康への第一歩です。一刻も早く便秘を解消して、健康な体質へと改善しましょう。こちらのサイトでは、色々な便秘解消法が紹介されています。是非、参考にして下さい。

便秘によって大腸がんになる可能性が高くなるという報告もあります。万が一大腸がんと診断されても早期(1期)に発見すれば完治率は90%です。発症率が高まる40歳を超えたら少なくとも3~5年に一度は、大腸内視鏡検査を受けることを推奨します。また、大腸がんの手術を受けた場合は、再発に備えて、手術後3年間は毎年内視鏡検査を受けなければなりません。

大腸内視鏡検査とは、ホース状の器具を肛門に挿入して、腸の内部の疑われる病変や異常の有無を内視鏡を介して容易に肉眼で観察することにより、正確な診断情報を得ることはもちろん、さらに治療にまで利用される最新の診断方法です。大腸がんは、大腸ポリープから発生して大腸がんに進行される癌として知られており、そのため、大腸ポリープの段階で切除して大腸がんを防ぐことができます。

大腸内視鏡検査は、大腸がん手術後の経過観察のために必要であり、潰瘍性大腸炎や腸結核など大腸の炎症性疾患を診断し、治療中の経過観察するためにも不可欠です。また、過敏性腸症候群、慢性便秘などの機能性腸疾患を診断するためにも不可欠です。ポリープがあれば、内視鏡を介して切除することができ、同時に組織検査を実施します。大腸造影写真に比べて精度が高く、異常がある場合すぐに組織検査をすることができるという利点があります。